2学期が始まりました

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

暑い日が続いた夏休みも終わりました。皆様はいかがお過ごしでしたか。
夏休み中、幼稚園ではコロナ感染で休園をすることもなく、預かり保育も何とか無事に終えて2学期を迎えることができました。

夏休み中に、ご家庭でもお子様と一緒にいろいろなことを経験されたことで、お子様の成長を感じられたのではないかとお察しいたします。それらの経験が2学期からの保育の中でもその子の成長に繋がるように保育に励んでいきたいと思っています。

幼稚園では夏休みに入る前から運動会に向けて少しずつですが練習をしてきていました。これから運動会の練習の関係で年齢別クラスの活動が増えてきますが、勝っても負けても子どもたちみんなが一つになって力を合わせて頑張る気持ちが育っていけるように努めていきたいと思っています。

残暑が続きますが、引き続き、コロナ対策を取りながら子どもたちの体調の変化には十分注意しながら、運動会に向けて過ごしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

園長 千葉円哉

楽しい夏休みを

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

JR倶知安駅の鉄道を挟んで向い側に「くとさんパーク」があります。夏になると小川のような水が流れている所で水遊びをする親子が見られますが、この時季を迎えると毎年思い出すことがあります。

くとさんパークができて間もない頃のお話です。以前、担任を受け持っていた私は、他のクラスの園児や先生たちと一緒に園外保育でくとさんパークへ出掛けました。
子どもたちが水遊びをした後、幼稚園まで徒歩で帰る途中、岩場で転んで膝の擦り傷で歩けない女児をおんぶして、出発して間もなく子どもたちの列を見ながら後ろ向きの状態で数メートル歩き始めた後、水が噴き出す岩場(貯水槽?のような所)に私の足のかかとが引っ掛かり、女児をおんぶして後ろ向きの状態でそのまま水の中にザブンと落ちてしまいました。その後はご想像のとおり、女児と私は全身ずぶ濡れの状態で幼稚園へ戻ってきたのでした。幸い、女児と私は水に濡れただけで怪我はありませんでした。

夏休みを迎え、外で遊ぶ機会も多くなろうかと思いますが、くれぐれも怪我には注意をされ、また天候によっては真夏日が続くことも予想されますので熱中症などにも十分注意されて過ごしていただければと思っています。

2学期始業日には、また元気な子どもたちみんなに会えることを楽しみに待っています。

園長 千葉円哉

もうすぐ夏

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本州では梅雨入りに入りますが、初夏を思わせるような爽やかな天気の中で過ごせる日が続くようになりました。

当たり前のことですが、やはり外の空気を吸いながら体を動かすことは本当に気持ちがよいものである、と外で子どもたちと一緒に遊びながら感じさせられる今日この頃です。

園庭にちょうちょうが飛んでくると追いかけて捕まえようとしたり、アリを虫かごの中に入れては虫探しをしたり、砂場では砂の感触を味わいながら夢中になって遊んだりしている子。滑り台やブランコあそび、園庭を先生と一緒に駆けっこをしたりなど、お友達や先生と共有して楽しんだり、それぞれの年齢らしい遊びの姿を見ていると、成長しているんだなあ・・・と日々感じています。

7月に入ると日中の気温も上がり、保育室もエアコンを使うようになります。夏ならではの遊びも取り入れながら、新しい体験がまたその子の成長に繋がるきっかけ作りがたくさんできれば、と思っています。給水など子どもたちの体調に十分注意しながら、暑さ対策をしっかりとりながら思う存分遊べる7月を迎えたいと思っています。

園長 千葉円哉

恵まれた自然環境の中で

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

やっと暖かい太陽の陽射しの中で過ごせる季節がやってきました。
幼稚園では、子どもたちが楽しみに待っていた外遊びが5月半ばから始まりました。外遊びをするための新しいルールの学びは、子どもたちにとって社会性を学ぶ基本にも繋がります。

また先日、幼稚園の畑で子どもたちみんなで種植えをしました。
畑には何の種を蒔いたのかが分かるように看板が付けられています。子どもたちは芽が出ているかなあ…と、成長を毎日楽しみしているようです。植物の成長を見守る経験も、自然の不思議さを感じながら学ぶ良い機会でもあります。
幼稚園には聞こえてきませんが、農家の方々も種植え等の準備に向けて、畑を耕すトラクターのエンジンの音が響き渡っていることでしょう。

羊蹄山の雪も徐々に解けてきて山肌が見られるようになってきましたが、新緑の季節にふさわしく、山々の木、野の草花、小鳥のさえずりなど、すべての自然界の生き物の命の息づかいを感じられるような気がします。
6月は外遊びや園外保育など外での活動の時間が増えてきますので、体力をつけながら、自然のお恵みを体全体で感じながら、元気に伸び伸びと過ごしていってほしいと願っています。

あなたの息(神さまの息吹)を送ってください
すべてが新たになるように

教会の聖歌(詩編)より

園長 千葉円哉

春がきた

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午後保育が始まり、みんなで一緒に給食を食べて過ごすなど、子どもたちは徐々にですが幼稚園での新しい環境(集団生活)に慣れて過ごせるようになりました。固い表情も和らぎ、笑顔が見られるようになり、先生たちにも話しかけてくれるようになるなど、子ども達にとって幼稚園は楽しい所と感じ始めてきているようです。

さて、5月と言えばカトリック教会では「聖母月(せいぼげつ)」と言われていますが、幼稚園でも5月はマリア様に親しむ月でもあります。
幼稚園の玄関ホールに世界の人種の違う子どもたちを見守る大きなマリア様のご像がありますが、子どもたちが朝登園してきた時は「マリアさま、おはようございます」、降園の時は「マリアさま、さようなら」と挨拶もできるようになりました。挨拶は生活する上での基本の一つですので、この習慣は続けていきたいと思っています。

一方、グランド内にはこいのぼりが取り付けられました。「あっ、こいのぼりだ!」という子どもたちの声もたくさん聞こえるようになりました。

これから爽やかな春の季節を迎えます。園庭やグランドは雪解けが進んでいるものの、積雪が多い冬でしたので全部解け終わるまで未だ時間がかかりそうですが、お部屋での製作や外遊びなど、いろいろな遊びが刺激になりながら成長への一歩に繋がるように過ごしていけたらと思っています。

園長 千葉円哉