運動会お礼

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先日の運動会では、お忙しい中園まで足をお運びいただき、子ども達に沢山の声援や拍手を送って下さりありがとうございました。また、観覧方法や人数制限、雨天延期による日程調整やお弁当作りなどご協力いただき感謝申し上げます。コロナ禍で様々な制限がある中での開催となり、各学年の競技数は少なくなりましたが、どの子もみんな自分たちの競技や遊戯を気に入り、張り切って取り組んでいました。

入園時からぐんと大きくなった年少さんがみんなで横一列になって歩いたり、大きな品物をかかえて走っている可愛らしい姿、二人で作戦を練り、力を合わせてお家を運んだ年中さんの団体競技や笑顔いっぱいの遊戯、そして38名の年長さんが真剣な眼差しと大きな掛け声で踊ったよっちょれ、練習から毎日全力で取り組んだリレーは、大きな盛り上がりを見せ、感動を与えてくれました。どの子も頑張ったこの経験で自信をつけ、また一歩成長してくれることと思います。

10月。秋の自然が溢れる良い季節となります。コロナはまだ予断を許さない状況ですので例年通りに開催できない行事や活動も多々ありますが、その分、普段の保育の中で近隣の公園に出かけたり、園バスで遠出をしたりなど子ども達が楽しく豊かな時間を過ごせるように内容を充実させていきたいと思います。

「コロナがせかいじゅうからはやくなくなりますように。かみさま、わたしたちのいのりをききいれてください。」…子ども達の祈りが届き、来年の運動会は盛況に行われますように…。

園長 泉川由利子

鬼の正義

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

夏休みが明け、また園舎に可愛らしい子ども達の姿と元気な声が戻ってきました。

始業日には、クラスで恒例の‘楽しかったこと’の発表をしました。「うみにいっぱいいったよ。」「はなびをしてたのしかった。」「アイスをたべたこと」…小さな子どもらしい報告が並び、微笑ましく始まりを迎えています。コロナ禍で娯楽や移動が制限される夏に、子ども達の小さな‛楽しい’が大人にとっては羨ましくさえ感じられますが、同時に癒しともなっています。

先日、「鬼の正義」について書いた記事を目にしました。勧善懲悪ですすむ昔ばなし「桃太郎」に出てくる鬼です。村で悪さをする鬼は正義のヒーロー桃太郎と仲間たちにやっつけられ、倒されてめでたしとなりますが、この物語を鬼目線で見たらどうなるか?鬼にも事情があって鬼ヶ島の住民の生活や家族を守らなければならず、倒された後の鬼の一家は家庭崩壊し、鬼の子どもは桃太郎たちを恨んでしまう…村を守る桃太郎と鬼が島を守る鬼。戦いは双方の正義のぶつかり合いであり、多方面の見方が必要である、というような内容でした。子ども達はよく喧嘩をします。理由を聞くとたいていの場合、双方に言い分がありそれぞれの正義があります。「え?そんなことで…」と考えてしまいがちですが、そこに至る過程やその子なりの正義に耳を傾け、解決策を一緒に見つけられる大人でありたいと思います。

…その後の鬼の家族が気になるところです。

2学期、来月の運動会をはじめ各行事の日程や内容変更などご協力をいただくことが多くなります。1学期に行えなかったクラス参観日などは、日にちを分けて行うことを予定しております。コロナ禍で園に足を運んでいただく機会が少なくなってしまいますが、ブログやクラスだより等でもお子さん達の様子をお伝えしていきたいと思っております。

今学期もよろしくお願い致します。

園長 泉川 由利子

毎日のありがとう

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

今年の夏は、例年と比べ日照時間が少ないと言われておりましたが、7月は気温の高い日も続き、園でも砂場遊びや水遊びなど、夏ならではの活動を楽しむことができました。また、グラウンドの畑にはジャガイモやカボチャの花がきれいに咲き、大根やとうもろこしの葉や茎も青々と育っています。朝の自由遊びの時間に各学年で植えた植物に水やりをしたり、クラスの時間に観察日記をつけたりなど、その成長に興味を持ち、収穫を楽しみにしている子ども達の様子が見られます。

先日、園バスに添乗した時のこと、ある子が運転手さんに向かって「毎日バスに乗せてくれてありがとう!」と、言って帰りのバスに乗り込んできました。またある子は、廊下のモップ掛けをしていた時、「いつもお掃除してくれてありがとう。」そしてまたある子は、給食を運んでいくと、「今日も給食運んでくれてありがとう。」と、言ってくれました。毎日のことは、していくうちにだんだんとそれが当たり前のようになってきて、ありがたさや感謝の気持ちを忘れてしまいがちです。「毎日、いつも、今日も…」という何気ない一言ですが、子ども達からの気持ちが嬉しく、それに習いたいと思わせてくれる言葉でした。

明日から夏休みに入ります。一学期は休園、行事変更をはじめ様々なご理解・ご協力をいただき誠にありがとうございました。コロナ禍で行動が制限され、例年とは違ったお休みを過ごされる方も多いことと思います。先が見えず不安定な状態が続きますが、子ども達、そしてご家族の皆様が心身ともに健やかに夏休みを過ごされますよう願っております。

園長 泉川由利子

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

6月から再開した幼稚園。毎朝、子ども達の「おはようございます!!」の元気な声が園舎に響きます。「先生、あのね…。」と、笑顔で話しかけてくる可愛らしい姿に元気をもらい、コロナ自粛で滅入りがちだった気持ちも癒されていました。

先日の朝の自由遊びの時間のことです。ホールで子ども達と遊んでいると、ピアノの上の埃が気になりました。「あら、埃がいっぱい。」と、呟いてから拭き取り用のクロスを取りに行き、戻ってみると、私の声を側で聞いていたのでしょうか。年長の男の子が自分のポケットからティッシュを取り出し、ピアノを丁寧に拭いていました。「ありがとう。一緒にやろうね。」と言って拭きあげると、今度はもう一枚取り出し、ホールの窓をきれいにし始めました。「ありがとう。きれいになって嬉しいな。」と言って子ども用の雑巾を貸し、色々な所をふたりで拭きました。その子は、家でお手伝いをするとポイントがたまってお金をもらえるとのこと。「幼稚園のお手伝いは何ももらえないけど、先生は○○君のきれいな心をもらったからね。」と伝えると、「家の人は見ていなくてもマリア様がみているからいいの。」と言って、また幼稚園中をきれいにしてくれました。体とともに成長した年長さんの素敵な心に触れた出来事でした。

短い一学期も残り僅かとなりました。外に出て遊ぶ機会も多くなります。砂遊び・水遊びなど夏の保育をすすめるにあたり、消毒・手洗い・人との距離や換気などを徹底・工夫して参りたいと思います。

園長 泉川由利子

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

緑が美しく、心地よい風が吹き抜ける6月。緊急事態宣言が解除され、ようやく園を再開できることとなりました。休園中は、預かり保育や行事変更など、ご理解・ご協力をいただきありがとうございました。ご近所で偶然にお子さんやご家族とお会いした時、電話で声を聞いた時など、皆様の元気そうな様子が伺われ、安心すると同時に、また園でいつものようにお子さん達と過ごしたいという気持ちがこみ上げました。

コロナ収束への第一段階が終わり、感染防止対策をしながら新しい生活様式をすすめる第二段階に入っていく、と言われています。園生活にも予防対策や工夫が求められ、保育の形態や行事の見直し等が必須になっています。特に行事においては、中止・延期させていただくものが多く、がっかりされた方もいらっしゃることとお察しします。新年度開始から間もなく休園となり、新しいクラスや先生、お友だちとの触れ合いが充分ではないままの園再開。まずは、子ども達が「園に慣れ、生活リズムを取り戻すこと」「友達や先生に慣れ親しむこと」「自分の居場所や好きな遊びを見つけ、楽しんで一日を過ごすこと」が当面の大切なねらいと考えております。行事に追われることのないゆったりとした園生活の中で、お子さん同士がかかわり、互いに刺激し合いながら成長する姿を見守り、育んでいきたいと思います。

休園中、限られた職員数での配置方法や、室内遊びの工夫など、園内でも考え見直す

きっかけとなったことがありました。大変な状況の中で見出される工夫や発見が、子ども達の将来に繋がると信じながら、乗り越えていけることを願っています。

園長 泉川 由利子