子どもたちの成長を思う

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

2月下旬まで厳冬が未だ続くと予想していましたが、日中の気温も昨年と比べて比較的暖かく、今シーズンの冬は雪解けが早くやってくるのではと感じられる今日この頃です。このまま気温が上がって3月を迎えられたら有難いですね。

さて、先日はふじオリンピック、給食の様子をご覧いただきましてありがとうございました。参観を通して子どもたちの園での日常の様子や成長からまた新しい一面を垣間見られたことと思います。

春からの体育を通して、ふじオリンピックに向けての取り組みの中で身体面・精神面等で「できる」がレベルアップしたこと、お友だちの頑張りを応援したり認め合ったりなど、体育の活動を通して保護者の皆様と一緒に成長の喜びを共感できたことが何よりも嬉しく思います。

また、給食の様子もお子さんの実際の様子をご覧いただき、子どもたちにとっても嬉しいひと時になったことと思いますが、保護者の皆様はいかがでしたでしょうか?

3学期も残すところ1ヶ月となりました。進級・卒園(就学)へ向かう大切な時季、子どもたち一人ひとりの心の変化に寄り添いつつ、日々の保育に励んでいきたいと思っています。

園長 千葉円哉

3学期が始まりました!

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

皆様もご存じのとおり元旦早々に能登半島周辺を震源とする地震が起きました。
お正月を実家で過ごされていた時だけに心が痛む思いで新年を迎えました。
保護者の皆様の中でもしかすると親戚や知人等の方がいらっしゃるのではないかということを思いますと何とも言えない気持ちになりますが、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ある日のニュースを見ていた時、水の配給を受けるのに順番が回ってきて、ペットボトルにお水を入れてもらって受けとった時に、3歳位の女の子が係りの人に「ありがとう・・・」と挨拶をしているのを見て涙が出ました。
新年を迎えたとはいえ、地震や災害で死者や行方不明者のお話を聞くと複雑な思いでいっぱいですが、幼稚園の子どもたちは元気に登園し、いつもの園生活に入ることができることに感謝の気持ちを持ちながら3学期を迎えて過ごしていきたいと思っています。

年長さんは徐々にですが、あともう少しで小学校1年生になるという就学の喜びを持ちながら過ごしていくことでしょう。満3歳、年少、年中さんの子どもたちは年長さんと一緒に遊ぶ日が残り僅かとなりますが、一日一日を楽しく過ごせるように保育に励んでいきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

園長 千葉円哉

クリスマスから新年へ

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先週、クリスマスお祝い会の行事が行われました。保護者の皆様には当日の親子登園、本番中のご協力など沢山のご配慮をいただき、無事に終えることができました。ありがとうございました。

インフルエンザ、風邪、熱等で欠席が多かった練習期間の中で満3歳児・年少児のオペレッタ、年中児の劇、年長児のクリスマスメッセージ・聖劇、どの学年の子どもたちも大勢の保護者の皆様の前で一生懸命表現されていました。舞台でのお子さんの姿に成長を感じ、感動されたことと思います。またイエス様のご降誕を祝う良き一日とすることができましたことに心から感謝申し上げます。

2023年も残りわずかとなりました。12月25日から冬休みに入ります。
園での預かり保育では天気の良い日にはできるだけ外で思いっきり雪遊びをしたりしながら過ごしたいと思っています。冬休み中、ご家庭では家の中に閉じこもりがちになるかもしれませんが、晴れた日にはご家族の皆さんで有意義な冬休みを過ごしていただければと思っています。

いつも皆様の温かいご理解とご協力に支えられながらの一年でした。年越し、お正月、そして3学期始業日を迎え、元気な子どもたちと再会できることを願っています。
一年間本当にありがとうございました。どうぞ良い年をお迎えください。

園長 千葉円哉

もうすぐクリスマス

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

天気予報の雪マークが気になる頃となってきました。園庭の遊具は雪囲いで覆われ、グランドも雪で白くなり本格的な冬を迎えました。それにしても11月半ばに降った雪の量が多いことに驚きました。

冬と言えば、12月は幼稚園ではクリスマスお祝い会の行事を迎えます。

幼稚園でのクリスマスお祝い会に向けての練習の期間(クリスマスを迎える前の4週間)を、カトリック教会では待降節(たいこうせつ)と言いますが、幼稚園でもこの待降節の期間を子どもたちみんなで一緒にお約束を守ったり、世界の平和のためにお祈りをしたりしながらクリスマスを迎えるために過ごします。

テレビ等でロシアやウクライナの戦争、中東での争いごと等が報じられていますが、生活をすることに困難な方たちのためにも、毎年皆様から集められているクリスマス献金が役に立ってくれるようにと祈ることぐらいしかできませんが、少しでも私たちの愛が伝わり、素敵なクリスマスを迎えることができればと願っています。

2023年の干支、うさぎ年も残りわずかとなりました。保護者の皆様には1年間いろいろとご協力をいただきながら過ごすことができました。職員一同心より感謝申し上げます。来年の干支は辰年です。良い年を迎えることができることを祈りつつ。

園長 千葉円哉

秋から冬へ

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先週、メルヘン通りに金毘羅さんのお祭りの屋台の店が沢山並び、家族連れで賑わっていました。私が倶知安町に住み始めた頃からよく聞かされていたこと、それは北海道で最後の金毘羅さんのお祭りの時は雪が降るよ、という話を思い出します。

今年の羊蹄山の初冠雪は10月8日でした。もうすぐ冬の訪れを知らせる雪虫が飛ぶのを見られるようになります。けれども色鮮やかな紅葉を見られる時でもありますね。

先日行われた公開保育(北海道カトリック学園幼児教育研究会)も自然をテーマに保育活動をしてきました。季節の変わり目を肌で感じながら、神さまが創造された自然の変わり様をしっかり受け止めながら子どもたちと一緒に関わっていきたいと思っています。

11月はお店屋さんごっこ、下旬にはクリスマスまでの準備期間の待降節(たいこうせつ)を控えています。お店屋さんごっこでは品物を売る喜び、お客になって品物を買う喜びなど、遊びの中で社会性が身につくこの行事は欠かせない行事の一つでもあります。

お店屋さんごっこが終わると、次に待降節(たいこうせつ)に入ります。待降節とは一言で言えば、イエス様のご降誕(誕生)を待つ4週間の期間のことです。

幼稚園ではクリスマスお祝い会の4週間前から待降節に入り、みんなでお祈りをしたりお約束を守って過ごすなど、クリスマスを迎える準備をして過ごします。

気温は寒くても心温まる経験が子どもたちの心の育ちを豊かにできるように、と心から願いながら一日一日を過ごしていきたいと思っています。

園長 千葉円哉