クリスマスおめでとうございます

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先日のクリスマスお祝い会では、お忙しい中準備していただき、そしてコロナ対策にご協力いただきながらの観覧、本当にありがとうございました。どの学年も、11月からの約一か月間、この日に向けて少しずつ練習を積み重ねてきました。年少さんの可愛らしい笑顔いっぱいのオペレッタには、親を離れ、自分自身で園生活を楽しむ姿が垣間見え、それぞれの成長を感じました。また、歌や楽器、遊戯を盛り込んだ年中さんの劇では、お友達同士で台詞や振りを教え合い、協力しながら作品を完成させていく様子が見られました。練習が終わると「せんせい、きょうなんてんだった?」と尋ね、出来栄えが良くなっていくことにも喜びや楽しさを感じていたようでした。

そして、素晴らしかった年長さんの聖劇。子ども達全員が本当のクリスマスを伝えるため、そしてその姿を神様にプレゼントするために心を込めて演じました。また、友だちの良い所を認めること、助け合うこと、頑張る姿に共感し応援することもこの劇の取り組みの中で感じることができました。救い主イエス様のお誕生は、天使から一番最初に羊飼いに伝えられた、とされています。当時、子どもの仕事であったひつじの番。まだ汚れのない羊飼いの心に天使の声が響いたのと同じように聖劇を成功させようと純粋な気持ちでこの作品に取り組んだ子ども達の姿には感動がありました。

明日から、冬休みに入ります。コロナ禍でのクリスマスや年越し、お正月などいつも通りにはいかず大人も子どもも我慢の日々が続きます。この試練を乗り越え、2021年は笑顔で終われる年になることを祈るばかりです。

2学期も大変お世話になりありがとうございました。新しい年、またひとまわり大きくなった子ども達に会えることを楽しみにしています。どうぞ、良いお年をお迎えください。

園長 泉川 由利子

自分だけのサンタさん

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

園庭が真っ白になり、「きょうもゆきがふったね。」と、手袋や帽子で冬支度した子ども達が嬉しそうに話しかけてくれます。本格的な冬の訪れを緊張と覚悟で迎える大人とは正反対に、楽しんでいる様子が伺えます。

園舎の増築部分にあるこひつじルームには、年少さんがお昼寝後に落ち着いて過ごせるように絵本を置いています。年少さんは「ノンタン!サンタクロースだよ」という絵本が大好きで、夏からほとんど毎日「よんで。」と持って来ていました。

クリスマスの日。うさぎやくまのサンタさんは、ネコのノンタンの所には中々来てくれないので自分のサンタを探すのですが、疲れて外で眠ってしまいます。そこへネコのサンタが現れ、風邪をひいたら大変、と寝ているノンタンを家まで送ってあげます。何も知らないノンタンは、朝起きたらプレゼントが入っていて大喜び。「毎日クリスマスだといいな。」という最後のページが年少さんのお気に入りです。

この絵本を毎日読んでいる年少さんのところには、きっと自分だけのサンタさんが来て、寝ている間にそっとプレゼントを枕元に置いてくれることでしょう。夏からずっと読んできたこのお話が現実になる日を、私も楽しみにして過ごしたくなりました。

待降節が始まり、子ども達は、劇やオペレッタの練習に張り切って取り組み、また、ろうそくのお約束を守ろうと毎日頑張っています。「ありがとうの気持ち」「優しい心」がイエス様に届き、そして、家族や友達がいなくどこにも居場所やこころの拠り所がない世界中の人たちのために小さな自分ができることを考え、祈ることができますように。

人類がコロナウィルスに打ち勝ち、一日も早く日常が戻りますように。

ご家庭では、クリスマスお祝い会の準備や見守り、そしてクリスマス献金へのご協力をお願い致します。

~皆さんで一緒にクリスマスをお祝いいたしましょう。~

                      園長 泉川 由利子

体験と時間

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

子ども達と話をしていると、「せんせい、わたし、むかしここにきたことがある!!」「むかし、なかよしだった○○ちゃん…」など、聞くことがよくあります。3、4歳の子どもが‛むかし’という表現をすることにいつも面白さや可愛らしさを感じながら聞いています。大人になった今、子どもの頃と比べ時間の経過が早く、加齢とともに更にあっという間に月日が流れていき、子どもとは反対に20年前の昔もつい最近のことのように感じています。子どもの頃は、「あと〇回寝たら遠足だ!」と、行事を心待ちにしたり、行ったことのない場所や経験したことのない遊びなどが殆どで、毎日が新しい出来事の連続でした。『初体験の事柄には時間を長く感じさせる効果があり、同じ体験をしていても初めてかどうかで時間の感じ方が変わってくる』とは、よく言われていることですが、一年周期ですすんでいく幼稚園の中では、先生と子ども達の時間経過については随分と違っているようです。

子ども達にとって、園での3年間は、新しい人に出会い様々な出来事を体験をする濃密な時間であると言え、心的時間はきっと長いことでしょう。だからこそ、毎日の遊びや活動も同じことの繰り返しやマンネリではなく、いつも新鮮であるよう内容を工夫し、また、行事を心待ちにできるよう大人も一緒にワクワクしながら準備をすすめていくことが必要と考えています。

11月は、「おみせやさんごっこ」がありクラスでの活動が多くなります。昨年経験をしている年長、年中さんはイメージを膨らませながら活動をリードし、年少さんは年上の子に習いながら初めての経験をし、みんなで新しい発見や創造することの喜びを共有して欲しいと思います。

子ども達が大人になり、幼稚園時代の‛むかし’を思い返した時、「あの時は楽しかったなぁ。」と、感じることができますように。

園長 泉川 由利子

運動会お礼

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先日の運動会では、お忙しい中園まで足をお運びいただき、子ども達に沢山の声援や拍手を送って下さりありがとうございました。また、観覧方法や人数制限、雨天延期による日程調整やお弁当作りなどご協力いただき感謝申し上げます。コロナ禍で様々な制限がある中での開催となり、各学年の競技数は少なくなりましたが、どの子もみんな自分たちの競技や遊戯を気に入り、張り切って取り組んでいました。

入園時からぐんと大きくなった年少さんがみんなで横一列になって歩いたり、大きな品物をかかえて走っている可愛らしい姿、二人で作戦を練り、力を合わせてお家を運んだ年中さんの団体競技や笑顔いっぱいの遊戯、そして38名の年長さんが真剣な眼差しと大きな掛け声で踊ったよっちょれ、練習から毎日全力で取り組んだリレーは、大きな盛り上がりを見せ、感動を与えてくれました。どの子も頑張ったこの経験で自信をつけ、また一歩成長してくれることと思います。

10月。秋の自然が溢れる良い季節となります。コロナはまだ予断を許さない状況ですので例年通りに開催できない行事や活動も多々ありますが、その分、普段の保育の中で近隣の公園に出かけたり、園バスで遠出をしたりなど子ども達が楽しく豊かな時間を過ごせるように内容を充実させていきたいと思います。

「コロナがせかいじゅうからはやくなくなりますように。かみさま、わたしたちのいのりをききいれてください。」…子ども達の祈りが届き、来年の運動会は盛況に行われますように…。

園長 泉川由利子

鬼の正義

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

夏休みが明け、また園舎に可愛らしい子ども達の姿と元気な声が戻ってきました。

始業日には、クラスで恒例の‘楽しかったこと’の発表をしました。「うみにいっぱいいったよ。」「はなびをしてたのしかった。」「アイスをたべたこと」…小さな子どもらしい報告が並び、微笑ましく始まりを迎えています。コロナ禍で娯楽や移動が制限される夏に、子ども達の小さな‛楽しい’が大人にとっては羨ましくさえ感じられますが、同時に癒しともなっています。

先日、「鬼の正義」について書いた記事を目にしました。勧善懲悪ですすむ昔ばなし「桃太郎」に出てくる鬼です。村で悪さをする鬼は正義のヒーロー桃太郎と仲間たちにやっつけられ、倒されてめでたしとなりますが、この物語を鬼目線で見たらどうなるか?鬼にも事情があって鬼ヶ島の住民の生活や家族を守らなければならず、倒された後の鬼の一家は家庭崩壊し、鬼の子どもは桃太郎たちを恨んでしまう…村を守る桃太郎と鬼が島を守る鬼。戦いは双方の正義のぶつかり合いであり、多方面の見方が必要である、というような内容でした。子ども達はよく喧嘩をします。理由を聞くとたいていの場合、双方に言い分がありそれぞれの正義があります。「え?そんなことで…」と考えてしまいがちですが、そこに至る過程やその子なりの正義に耳を傾け、解決策を一緒に見つけられる大人でありたいと思います。

…その後の鬼の家族が気になるところです。

2学期、来月の運動会をはじめ各行事の日程や内容変更などご協力をいただくことが多くなります。1学期に行えなかったクラス参観日などは、日にちを分けて行うことを予定しております。コロナ禍で園に足を運んでいただく機会が少なくなってしまいますが、ブログやクラスだより等でもお子さん達の様子をお伝えしていきたいと思っております。

今学期もよろしくお願い致します。

園長 泉川 由利子