徒歩遠足を通じて

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

初夏の陽気を感じられる季節となりました。子どもたちは日々、心地よい風を感じながらお散歩に出かけたり、園庭遊びを楽しんでいます。

先日の徒歩遠足、私は年少児と共にくとさんパークに出かけました。子どもたちは、ペアの子とギュッと手を繋ぎながら、小さいながらも頑張って歩いていました。途中躓いて転んでしまったり、お友だちとニコニコお話を楽しんでいてつい前の子との距離が空いてしまったり…年少児ならではの可愛らしい姿がたくさん見られました。頑張って歩く健気な姿にとても温かい気持ちになったと同時に、これが子どもの本来持ち合わせている『力』の根源だと思いました。年少児によくみられる立ち止まりもそうです。子どもの目線で、大人には気付かないようなことに気付き、よくしゃがみます。その都度、周りの子からは「はやくすすんでよー!あるけないー!」の声が。(笑)しかし、何かに気付き、興味のあるものに集中する立ち止まりも、子どもたちにとっては大事な時間だと思っています。

お友だちと一緒に何かを頑張る、お友だちとの会話を通じて仲を深める、興味のあるものに目を向け集中する、…など、これらの『力』がこれからもっと伸びていくのかと思うと今から子どもたちの未来の姿がとても楽しみです。私たち職員は、子どもたちの『力』に繋がるその時間に寄り添い、共感し、大切にしながら今日も子どもたちと関わっています。

                      認定こども園倶知安藤幼稚園 園長 佐々木 麻千子

暖かな陽気に包まれながら…

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

さわやかな風に、暖かい日差し。外遊びやお散歩が楽しい季節になりました。ブログでもご紹介しておりますが、少しずつ屋外での活動が増えてきました。室内遊びとはまた違う楽しさを感じ、過ごしております。

さて、進級・入園から約1か月が経ちましたね。新しい環境、また園生活に少しずつ慣れてきている様子が見られます。朝玄関で登園を拒み泣いていた子が、先生に抱っこされながらも『いってきます!』とお父さんお母さんに手を振れるようになった姿。困ったことがあると、『〇〇先生―!!』と担任を大きい声で呼ぶ姿。友だち同士でのかかわりも、新しい関係で成り立つ子どもたちの姿。子どもたちの適応力の高さにはいつも驚かされます。

カトリック教会の5月は「聖母月(せいぼげつ)」と呼ばれています。幼稚園では聖母マリア様の月として、先日マリア祭を行いました。天のお母さんとしていつも見守ってくださっているマリア様に、親しみや感謝の気持ちを持ちお祈りをしたり、マリア様にプレゼントやお花を捧げました。玄関前のマリア様に、『マリア様、いつもありがとう』『マリア様、今日も見守っていてください』と、自然にマリア様に話しかける子もおり、純真無垢な子どもたちの姿に、心が穏やかになります。

6月は、参観日などの行事があり、保護者の方に園にお越しいただく機会も増えることと思います。子どもたちの幼稚園での姿を、たくさんご覧になっていただければと思っております。職員一同お待ちしておりますので、ぜひ、お気を付けてお越しください。

                      認定こども園倶知安藤幼稚園 園長 佐々木 麻千子

嬉しい発見

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

入園式も無事に終わり、新しい友だちや先生たちに囲まれて幼稚園生活がスタートして1週間が経ちました。幼稚園には、元気いっぱいの『おはようございます!』の声や、楽しさや嬉しさで満ち溢れた賑やかな声が聞こえてきます。一方で、新しい生活に戸惑う姿や、緊張している姿、ちょっぴり寂しくなり泣いている声も聞こえてきます。4月ならではの幼稚園の賑わいに、今年度のスタートを改めて感じているところです。

さて、4月は子どもたちの嬉しい発見が沢山あります。自分の事で精一杯だった年中児が年長児となり、新入園児の手を取り、朝の準備や帰りの支度を手伝う姿。きちんと新入園児の目の高さに合わせて『これはここにかけるんだよ♪』『できたね、すごいね♪』と寄り添う優しい姿。お世話をしてもらったり、手伝ってもらうことが多かった年少児が年中児となり、『もうちゅうりっぷバッチだから自分でできる!』と自分の事は自分でしようとする逞しい姿。ぺんぎんバッチだった子たちも、新入園児の様子を見ながら遊び、同学年ながらもちょっぴりお兄さんお姉さんの顔つきになっていました。

毎日近くで見ていた子どもたちですが、新学期を迎え、こんなにも優しく温かく、そして逞しく成長している姿を見つけると、私たち職員も嬉しい気持ちになります。

とは言え、新入園児同様、進級児も大人が思っている以上に気を張って過ごしていることと思います。そしてまだまだ甘えたい時があるでしょう。わがままを言いたくなることもあるでしょう。そんな姿もしっかりと受け止めながら、『毎日頑張らなくてもいいんだよ』と、息抜きしながら子ども一人ひとりの心に寄り添って過ごしていけたらと思います。

                     認定こども園倶知安藤幼稚園 園長 佐々木 麻千子

ご進級・ご入園おめでとうございます

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

倶知安藤幼稚園の皆さん、ご進級、ご入園おめでとうございます。
心よりお祝い申し上げます。
4月1日、2号認定や預かり保育で幼稚園に来ている子どもたちの賑やかな声と、天使のような笑顔に包まれ新年度がスタートし、子どもたちにとっても、保護者の皆様にとっても、また職員にとっても新しい環境での生活が始まりました。
今年度は新入園児25名を迎えた藤幼稚園。ドキドキワクワクした気持ちが溢れている子どもたちのキラキラした眼差し。その中には少しだけ不安に感じ戸惑うこともあるかと思います。そのような気持ちを受け止めながらも、子どもたちと、そして保護者の皆様と一緒に幼稚園でのたくさんの『楽しい!!』『嬉しい!!』を積み重ね、喜びを分かち合えたらと思っております。今年も1年、幼稚園の教育活動にご理解・ご協力を賜りますようお願い申し上げます。
倶知安藤幼稚園に集う子どもたちがたくさんの人に愛され、安心して生活をすることができますよう職員一同努めてまいります。
新しい出会いがいっぱいの春、神さまのお恵みで満ち溢れますように…。

認定こども園倶知安藤幼稚園
園長 佐々木 麻千子

子どもたちの成長を思う

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

2月下旬まで厳冬が未だ続くと予想していましたが、日中の気温も昨年と比べて比較的暖かく、今シーズンの冬は雪解けが早くやってくるのではと感じられる今日この頃です。このまま気温が上がって3月を迎えられたら有難いですね。

さて、先日はふじオリンピック、給食の様子をご覧いただきましてありがとうございました。参観を通して子どもたちの園での日常の様子や成長からまた新しい一面を垣間見られたことと思います。

春からの体育を通して、ふじオリンピックに向けての取り組みの中で身体面・精神面等で「できる」がレベルアップしたこと、お友だちの頑張りを応援したり認め合ったりなど、体育の活動を通して保護者の皆様と一緒に成長の喜びを共感できたことが何よりも嬉しく思います。

また、給食の様子もお子さんの実際の様子をご覧いただき、子どもたちにとっても嬉しいひと時になったことと思いますが、保護者の皆様はいかがでしたでしょうか?

3学期も残すところ1ヶ月となりました。進級・卒園(就学)へ向かう大切な時季、子どもたち一人ひとりの心の変化に寄り添いつつ、日々の保育に励んでいきたいと思っています。

園長 千葉円哉