嬉しい楽しいをいっぱい経験させたい

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

約2か月ぶりの復帰となりました。不在中は皆様にご心配、ご迷惑をお掛けいたしましたことをお詫び申し上げます。
さて、復帰初日、登園してくる子どもたちから「園長先生がいる!」「園長先生が来ている!」などと子どもたちが玄関ホールの窓から職員室の中を覗きながら話しているのが聞こえてきました。幼稚園の子どもたちの笑顔と園内に響き渡る声を聞いて、幼稚園に戻って来たことを改めて実感させられました。大変嬉しく思っています。
延期になった運動会も終えて、子どもたちは今、お店屋さんごっこの行事に向けて楽しく製作などに取り組んでいます。落ち着いて取り組む気持ちの中にやり遂げた達成感や満足感で満たされていることでしょう。
昼、給食を終えた後にお当番さんの子どもたちが空になったお弁当箱を入れる箱や寸胴、お椀入れの箱を玄関まで運ぶお手伝いをしてくれているのを毎日見ていますが、たくましい姿に成長を感じています!
もうすぐ11月を迎えます。お店屋さんごっこの行事が終えると、次はクリスマスを迎える準備に入ります。キリストの降誕を待ち望む期間のことをカトリックの幼稚園では「待降節(たいこうせつ)」と呼んでいます。
クリスマスを迎えるまでの4週間、お約束を守って過ごしたり、世界の平和に心を向けるきっかけ作りもしながら、近づいてくるクリスマスを迎えるのです。
これから寒くなってきますが、風邪などひかないように注意して過ごしていきましょう。出し物の練習などで今まで見られなかった子どもの姿や成長が見られることを楽しみにしながら、また更に子供たち同士の友達関係がより親しくなっていくことを願いながら応援していきたいと思っています。

園長 千葉円哉

夏休みに向けて

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

4月から新しい職員体制でスタートして、本日、無事に1学期の終業日を終えました。
一回り大きく成長した姿を目の当たりにすると、4月の頃のような不安な様子も見受けられることもなく成長を感じています。

コロナ禍で幼稚園行事も従来の形でできないこと、内容の変更や延期等いくつかありましたが、保護者の皆様のご協力のお蔭で1学期を過ごせたことに感謝いたします。

明日から夏休みを迎えます。休み中にお子さんが興味・関心を持つ機会や夏ならではの体験の機会も増えてくることと思いますが、時にはご家庭でゆっくり体を休ませてあげましょう。親子で向き合う時間を持ちながら充実した夏休みを過ごしていただければ、と思っています。

コロナ禍で不自由が付きまとう日々が未だ続きますが、良い夏休みをお過ごし下さい。
真っ黒に日焼けした子ども達に会える2学期始業日を楽しみに待っています。

園長 千葉円哉

夏に向けて

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

幼稚園の最近の話題を紹介します。
最初に、幼稚園の室内に設置されるエアコンについてです。
地球温暖化の影響からくるであろうと思われる北海道の夏の気温も30℃越が毎年続くようになりました。そして昨年3月からコロナ禍で教職員や園児もマスク使用の生活が日常的となり、マスクを使い始めて1年以上が過ぎました。
この状況下で心配されることの一つは夏の熱中症対策です。そこで、学園本部は幼稚園で過ごすお子様の健康を第一に考え、今年、学園全幼稚園(認定こども園含む)にエアコンを設置することになりました。
エアコンを取り付ける部屋は、1階2階の保育室(6部屋)に各1台、未就園児親子サークル等で使うトトロ・メアリーの部屋に2台、合計7部屋に8台、長年の夢であったエアコンが設置されることは本当に嬉しく、感謝の気持ちでいっぱいです。
現在、私たちの園も取り付け工事中ですが、遅くても7月上旬には工事が終わる予定とのことです。夏休み中の預かり保育も夏の暑さで保護者の皆様も心配されていたことと思いますが、これからは涼しい保育室で快適に過ごせるようになるでしょう。ご安心下さい。

それから、夏に向けて水遊びが沢山できるように、可愛いプールを購入しました。子どもたちの喜ぶ笑顔が目に浮かんでくるようです。
水遊びをする時は自分で服を脱いだり、遊んだ後に服に着替えたりなど、衣服の着脱も経験の積み重ねで自立できるようになります。少しずつ自立できていく子どもたちにご家庭でも褒めていただければ、喜びから自信に繋がっていくことでしょう。
天気の良い日には、日々の体調には十分注意しながらできる限り水に触れて遊ぶ機会を持ちたいと思っています。夏の水遊びの中にも子どもたちの成長を願いつつ...

園長 千葉円哉

爽やかな春を迎えて

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

5月の連休明け、園庭の雪囲いも片付け終わり、5月18日から園庭での外遊びが始まりました。天気の良い日は、幼稚園周辺をお散歩に出かけるなど、やっと春を感じる爽やかな季節を迎え青空の下で過ごせることに感謝の気持ちでいっぱいです。
子ども達もお散歩に出かけることも多くなり、途中、近所のお家の花壇に咲くチュウリップやタンポポのお花などを見つけては「きれい…」の声が聞こえてきます。
カトリック教会の5月は「聖母月(せいぼげつ)」と呼ばれ、幼稚園では聖母マリア様の月として天のお母さんであるマリア様に親しみを持ちながら過ごしていました。保育室から聞こえてくる子ども達のお祈りや歌声を聞くと心が洗われるような気持になります。
そして迎える新緑の季節、6月。
子ども達も集団のルールが少しずつ理解できるようになってきました。コロナ禍で不安な日々と隣り合わせの毎日ですが、コロナ対策を取りながら幼稚園が楽しいという気持ちを多く持てるように色々な保育活動に取り組んでいけたらと思っています。
また6月から7月にかけて気温も極端に暑くなります。外で思いっきり遊ぶ時間を沢山作り、暑さに負けない体力作りや水分補給なども意識しながら過ごしていきたいと思っています。

園長 千葉円哉

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

春の陽射しが眩しく感じられるようになりました。とは言え、幼稚園のグランドには雪が未だ残っているものの雪の高さもかなり低くなってきています。その傍らで幼稚園のこいのぼりが元気いっぱい泳いでいるのが見られるようになりました。
子どもたちにとっては初めてのこいのぼりです。本州では考えられない光景でしょうね。

先日、グランドのポールにこいのぼりを取り付けたら、クラスの子どもたちが玄関ホールに集まって幼稚園で初めて見るこいのぼりにとても喜んでいました。帰りのバスの発車する前もこいのぼりに釘付けでした。
青空に映えるこいのぼり、子どもたちの笑顔にやっと倶知安にも春が来たことを感じさせてくれます。また、送迎中に見かける花壇に咲くお花やふきのとうのお花も心を和ませてくれます。

一方、カトリック教会では4月から5月連休明けまでイエス様がご復活された(イースター)記念の復活節になっています。イースターという言葉の由来は、厳しい冬が終わり、暖かな光の中、命が芽生える春を祝う「春の祭り」です。

これから天気の良い日は外をお散歩することも増えてくるでしょう。命が芽生える春を子どもたちと一緒に感じながら過ごしていきたいと思っています。

園長 千葉円哉