クリスマスを迎える

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

ブログでもご覧になられたかと思いますが、先日、お店屋さんごっこの行事が行なわれました。それぞれのクラスのお店でお買い物をしたり、店員になって品物を売るなど、縦割りならではのお店屋さんごっこの様子を伺えたのではないかと思います。
欲しかった物を買えたこと、品物が売り切れて買えなかったこと、品物が全部売れたこと、ゲームをするとおやつがもらえること等、子どもたちそれぞれが様々な経験を通して楽しめた一日だったのではないかと思いました。

それから、今年も勤労感謝の日に向けて消防署や警察署へ見学訪問をしてきました。お世話になっている署の職員の皆様へ感謝の印として、子ども達みんなで作った製作を届けてきました。職員の皆様の笑顔がとても印象的でした。

もうすぐクリスマスということで、クリスマスお祝い会に向けて練習に励んでいる中、献金箱作りもしました。世界中で困っている人たちのために…という思いを受け止めながら製作されたことでしょう。
大切なことは、献金の金額が多い少ないではなく、どれだけ心を込めて取り組んだかという点ではないかと思います。子どもたちの愛が伝わってきそうですね。

待降節を過ごすうちに雪が降り積もるようになります。寒い冬でも子ども達の心の温かさが少しでも周りの方々へ伝わり、保護者も職員も一緒になってクリスマスお祝い会を迎えられたら大変嬉しく思います。

園長 千葉円哉

秋から冬へ

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

最近、紅葉が見られるようになりました。また雪虫も飛んでいるのを見かけるようになりました。素手で捕まえて見てみると、白い綿のような物で覆われている可愛い虫です。
アブラムシ科に属する昆虫で、この雪虫を見かけると冬が近づいてきていることを感じさせられます。
そんな中でも天気の良い日には、秋の空気を全身で感じながら、虫探しや鬼ごっこ、ブランコや鉄棒など園庭には子どもたちの元気な声が響き渡っていました。移りゆく季節の変化を肌で感じながらお友達との遊びが満喫できれば、と思っています。

さて、幼稚園では個人懇談が行なわれました。ご家庭や園生活の中でのお子様一人ひとりの成長を共有する貴重な時間を持てましたことに感謝致します。
11月はお店屋さんごっこを控えています。店員になって品物を売る喜び、お客になって品物を買う喜びなど、それぞれの過程の中で社会性も身につくこの行事は、幼稚園にとって欠かせない行事の一つです。縦の関わりの中で品物を作ったり、役割を分担したり協力しながら準備を進めているところです。
お店屋さんごっこの行事が終わると、待降節(たいこうせつ)に入ります。
待降節とは一言で言えば、イエス様のご降誕(誕生)を待つ4週間の期間のことですが、幼稚園ではクリスマスお祝い会の4週間前から待降節に入り、みんなでお祈りをしたりお約束を守って過ごすなど、クリスマスを迎える準備をして過ごします。
季節は冬に向かいますが、心温まる経験が子どもたちの心の育ちを豊かにできるように、と願いながら過ごしていけたら、と思っています。

園長 千葉円哉

運動会終了のお礼と10月に向けて

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

先日、秋の青空の下で無事に運動会が終了しました。運動会開催に当たり、保護者の皆様には色々とご協力を賜りまして誠に有り難うございました。

前半に満三歳児・年少児の運動会、後半に年中児・年長児の運動会という形で行ないました。競技中には応援していた子どもたちの声援がグランドに響き渡り、保護者や職員もみんなが一体となり、それぞれの思いや気持ちが体で精いっぱい表現された姿に成長を感じさせられ、また感動させられました。共に成長を喜び合えましたこと、大変嬉しく思っております。

さて、来月は10月。カトリック教会では10月は「ロザリオの月」とされ、世界の平和のために祈る月でもあります。ロザリオとは「バラの冠」という意味で、アヴェ・マリアの祈りを一輪のバラとみなし、祈りの(バラの)花束を聖母マリアに捧げる祈りです。
幼稚園では身近なお友達の良いところ探しをしたりしながら心の花束を捧げたり、世界が平和になるように…など、子どもたちなりの思いを受け止めながら過ごしていけるようにと願っているのです。

これからの実りの秋、スポーツの秋、日常の遊びや友だちとの関わりの中で、また新たな刺激に個々の成長や仲間同士の関わりを深めていけるように支え見守っていきたいと思っています。

園長 千葉円哉

2学期が始まりました

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

暑い日が続いた夏休みも終わりました。皆様はいかがお過ごしでしたか。
夏休み中、幼稚園ではコロナ感染で休園をすることもなく、預かり保育も何とか無事に終えて2学期を迎えることができました。

夏休み中に、ご家庭でもお子様と一緒にいろいろなことを経験されたことで、お子様の成長を感じられたのではないかとお察しいたします。それらの経験が2学期からの保育の中でもその子の成長に繋がるように保育に励んでいきたいと思っています。

幼稚園では夏休みに入る前から運動会に向けて少しずつですが練習をしてきていました。これから運動会の練習の関係で年齢別クラスの活動が増えてきますが、勝っても負けても子どもたちみんなが一つになって力を合わせて頑張る気持ちが育っていけるように努めていきたいと思っています。

残暑が続きますが、引き続き、コロナ対策を取りながら子どもたちの体調の変化には十分注意しながら、運動会に向けて過ごしていきたいと思います。どうぞよろしくお願い致します。

園長 千葉円哉

楽しい夏休みを

投稿日: カテゴリー: 園長のことば

JR倶知安駅の鉄道を挟んで向い側に「くとさんパーク」があります。夏になると小川のような水が流れている所で水遊びをする親子が見られますが、この時季を迎えると毎年思い出すことがあります。

くとさんパークができて間もない頃のお話です。以前、担任を受け持っていた私は、他のクラスの園児や先生たちと一緒に園外保育でくとさんパークへ出掛けました。
子どもたちが水遊びをした後、幼稚園まで徒歩で帰る途中、岩場で転んで膝の擦り傷で歩けない女児をおんぶして、出発して間もなく子どもたちの列を見ながら後ろ向きの状態で数メートル歩き始めた後、水が噴き出す岩場(貯水槽?のような所)に私の足のかかとが引っ掛かり、女児をおんぶして後ろ向きの状態でそのまま水の中にザブンと落ちてしまいました。その後はご想像のとおり、女児と私は全身ずぶ濡れの状態で幼稚園へ戻ってきたのでした。幸い、女児と私は水に濡れただけで怪我はありませんでした。

夏休みを迎え、外で遊ぶ機会も多くなろうかと思いますが、くれぐれも怪我には注意をされ、また天候によっては真夏日が続くことも予想されますので熱中症などにも十分注意されて過ごしていただければと思っています。

2学期始業日には、また元気な子どもたちみんなに会えることを楽しみに待っています。

園長 千葉円哉