最近、紅葉が見られるようになりました。また雪虫も飛んでいるのを見かけるようになりました。素手で捕まえて見てみると、白い綿のような物で覆われている可愛い虫です。
アブラムシ科に属する昆虫で、この雪虫を見かけると冬が近づいてきていることを感じさせられます。
そんな中でも天気の良い日には、秋の空気を全身で感じながら、虫探しや鬼ごっこ、ブランコや鉄棒など園庭には子どもたちの元気な声が響き渡っていました。移りゆく季節の変化を肌で感じながらお友達との遊びが満喫できれば、と思っています。
さて、幼稚園では個人懇談が行なわれました。ご家庭や園生活の中でのお子様一人ひとりの成長を共有する貴重な時間を持てましたことに感謝致します。
11月はお店屋さんごっこを控えています。店員になって品物を売る喜び、お客になって品物を買う喜びなど、それぞれの過程の中で社会性も身につくこの行事は、幼稚園にとって欠かせない行事の一つです。縦の関わりの中で品物を作ったり、役割を分担したり協力しながら準備を進めているところです。
お店屋さんごっこの行事が終わると、待降節(たいこうせつ)に入ります。
待降節とは一言で言えば、イエス様のご降誕(誕生)を待つ4週間の期間のことですが、幼稚園ではクリスマスお祝い会の4週間前から待降節に入り、みんなでお祈りをしたりお約束を守って過ごすなど、クリスマスを迎える準備をして過ごします。
季節は冬に向かいますが、心温まる経験が子どもたちの心の育ちを豊かにできるように、と願いながら過ごしていけたら、と思っています。
園長 千葉円哉