暑かった夏休みが終わり、8月19日(月)より2学期を迎えた藤幼稚園。楽しかった思い出を先生やお友だちにお話ししたり、久しぶりの再会を喜んでいました。ホールに全員が集まると、静かにお話を聞いたり、周りの子を気に掛ける様子などが見られ、頼もしくなった子どもたちの姿に驚かされました。
先日、年中児と共に『百年の森』へ出かけてきました。長年倶知安に住んでいる私ですが、実際に行くのは初めてで、子どもたちと一緒にドキドキしながら当日を迎えました。到着すると、子どもたちは吸い込まれるように森の中へと進んでいき、普段見たことのない植物を見つけたり、ガイドさんから様々な生き物の話を聞くことができました。森のひんやりとした空気を肌で感じ、生き物の鳴き声や風の音に耳を澄ませながら歩く子どもたち。静まり返った森の雰囲気に「ちょっとこわいな…」と感じる子や、「動物(鹿や熊)が見れないかな…」と期待する子もいました。数歩歩くと虫やきのこ、木の実を発見し、立ち止まってしゃがみこむ一瞬一瞬は、きっと子どもたちにとってワクワクで溢れているんだろうなと思いました。ゆっくりとした時間の中で、子どもたちの興味や関心に向き合う楽しさや面白さを改めて実感でき、楽しい時間を過ごすことができました。
2学期は幼稚園生活の中でもビッグイベントの1つ『運動会』があります。子どもたちは、遊びを通して運動会に向けての活動に取り組んでいます。行事を通して子どもたちが気持ちを通わせ、成長していく姿が見られますように…そして何より、当日お天気に恵まれ、子どもたちの笑顔、保護者の皆様の笑顔、先生たちの笑顔でグラウンドがいっぱいになりますように…♡
園長 佐々木 麻千子