羊蹄山はすっかり白くなり、倶知安の街もいよいよ本格的な冬を迎えましたね。子どもたちは、真っ白な雪を目の前に「もっと降ってほしい!!」「早く雪遊びがしたいな♪」など、雪が積もるのを楽しみにしています。
子どもたちは大きい行事の一つ、『クリスマスお祝い会』に向け、各学年練習に取り組んでいます。満3歳児・年少児のお部屋からは楽器の可愛らしい音や、クリスマスの歌が聞こえてきます♪年中児の子どもたちは、役になりきり楽しみながら劇の練習を行い、「先生、練習見に来てね!!」と自信満々!!聖劇に取り組む年長児は、長いセリフやたくさんの歌を覚えている最中です。一人ひとりが難しい事や苦手なことにも一生懸命向き合い、乗り越えようと頑張っています。
さて、藤幼稚園では今週から待降節が始まりました。クリスマスお祝い会までの4週間、『きれいな心』『優しい心』『我慢の心』でいっぱいにし、イエス様を迎えるために子どもたちとお約束を決めて過ごしています。まだ1つ目のお約束期間ですが、年長児を中心に、一人ひとりが園生活の中で意識して過ごしているように感じます。「今日こんな良いことしたよ!」と自己申告してくれるお友だちもいますが、誰も見ていなくても、誰かに言われなくても、優しく温かい言葉をかけてくれるお友だちや、困っているお友だちを助けてくれる、親切な心もたくさん見られています。子どもたち同士の気付きや、互いに関わることで育ち合う子どもたちの姿に、微笑ましく感じています。また、世界にも目を向け、自分たちだけではなく皆が素敵なクリスマスを迎えることができるよう、子どもたちと共に願っています。
園長 佐々木 麻千子