園長のことば

暖かな陽気に包まれながら…

さわやかな風に、暖かい日差し。外遊びやお散歩が楽しい季節になりました。ブログでもご紹介しておりますが、少しずつ屋外での活動が増えてきました。室内遊びとはまた違う楽しさを感じ、過ごしております。

さて、進級・入園から約1か月が経ちましたね。新しい環境、また園生活に少しずつ慣れてきている様子が見られます。朝玄関で登園を拒み泣いていた子が、先生に抱っこされながらも『いってきます!』とお父さんお母さんに手を振れるようになった姿。困ったことがあると、『〇〇先生―!!』と担任を大きい声で呼ぶ姿。友だち同士でのかかわりも、新しい関係で成り立つ子どもたちの姿。子どもたちの適応力の高さにはいつも驚かされます。

カトリック教会の5月は「聖母月(せいぼげつ)」と呼ばれています。幼稚園では聖母マリア様の月として、先日マリア祭を行いました。天のお母さんとしていつも見守ってくださっているマリア様に、親しみや感謝の気持ちを持ちお祈りをしたり、マリア様にプレゼントやお花を捧げました。玄関前のマリア様に、『マリア様、いつもありがとう』『マリア様、今日も見守っていてください』と、自然にマリア様に話しかける子もおり、純真無垢な子どもたちの姿に、心が穏やかになります。

6月は、参観日などの行事があり、保護者の方に園にお越しいただく機会も増えることと思います。子どもたちの幼稚園での姿を、たくさんご覧になっていただければと思っております。職員一同お待ちしておりますので、ぜひ、お気を付けてお越しください。

                      認定こども園倶知安藤幼稚園 園長 佐々木 麻千子