園長のことば

恵まれた自然環境の中で

やっと暖かい太陽の陽射しの中で過ごせる季節がやってきました。
幼稚園では、子どもたちが楽しみに待っていた外遊びが5月半ばから始まりました。外遊びをするための新しいルールの学びは、子どもたちにとって社会性を学ぶ基本にも繋がります。

また先日、幼稚園の畑で子どもたちみんなで種植えをしました。
畑には何の種を蒔いたのかが分かるように看板が付けられています。子どもたちは芽が出ているかなあ…と、成長を毎日楽しみしているようです。植物の成長を見守る経験も、自然の不思議さを感じながら学ぶ良い機会でもあります。
幼稚園には聞こえてきませんが、農家の方々も種植え等の準備に向けて、畑を耕すトラクターのエンジンの音が響き渡っていることでしょう。

羊蹄山の雪も徐々に解けてきて山肌が見られるようになってきましたが、新緑の季節にふさわしく、山々の木、野の草花、小鳥のさえずりなど、すべての自然界の生き物の命の息づかいを感じられるような気がします。
6月は外遊びや園外保育など外での活動の時間が増えてきますので、体力をつけながら、自然のお恵みを体全体で感じながら、元気に伸び伸びと過ごしていってほしいと願っています。

あなたの息(神さまの息吹)を送ってください
すべてが新たになるように

教会の聖歌(詩編)より

園長 千葉円哉