園長のことば

春がきた

午後保育が始まり、みんなで一緒に給食を食べて過ごすなど、子どもたちは徐々にですが幼稚園での新しい環境(集団生活)に慣れて過ごせるようになりました。固い表情も和らぎ、笑顔が見られるようになり、先生たちにも話しかけてくれるようになるなど、子ども達にとって幼稚園は楽しい所と感じ始めてきているようです。

さて、5月と言えばカトリック教会では「聖母月(せいぼげつ)」と言われていますが、幼稚園でも5月はマリア様に親しむ月でもあります。
幼稚園の玄関ホールに世界の人種の違う子どもたちを見守る大きなマリア様のご像がありますが、子どもたちが朝登園してきた時は「マリアさま、おはようございます」、降園の時は「マリアさま、さようなら」と挨拶もできるようになりました。挨拶は生活する上での基本の一つですので、この習慣は続けていきたいと思っています。

一方、グランド内にはこいのぼりが取り付けられました。「あっ、こいのぼりだ!」という子どもたちの声もたくさん聞こえるようになりました。

これから爽やかな春の季節を迎えます。園庭やグランドは雪解けが進んでいるものの、積雪が多い冬でしたので全部解け終わるまで未だ時間がかかりそうですが、お部屋での製作や外遊びなど、いろいろな遊びが刺激になりながら成長への一歩に繋がるように過ごしていけたらと思っています。

園長 千葉円哉