園長のことば

春の陽射しが眩しく感じられるようになりました。とは言え、幼稚園のグランドには雪が未だ残っているものの雪の高さもかなり低くなってきています。その傍らで幼稚園のこいのぼりが元気いっぱい泳いでいるのが見られるようになりました。
子どもたちにとっては初めてのこいのぼりです。本州では考えられない光景でしょうね。

先日、グランドのポールにこいのぼりを取り付けたら、クラスの子どもたちが玄関ホールに集まって幼稚園で初めて見るこいのぼりにとても喜んでいました。帰りのバスの発車する前もこいのぼりに釘付けでした。
青空に映えるこいのぼり、子どもたちの笑顔にやっと倶知安にも春が来たことを感じさせてくれます。また、送迎中に見かける花壇に咲くお花やふきのとうのお花も心を和ませてくれます。

一方、カトリック教会では4月から5月連休明けまでイエス様がご復活された(イースター)記念の復活節になっています。イースターという言葉の由来は、厳しい冬が終わり、暖かな光の中、命が芽生える春を祝う「春の祭り」です。

これから天気の良い日は外をお散歩することも増えてくるでしょう。命が芽生える春を子どもたちと一緒に感じながら過ごしていきたいと思っています。

園長 千葉円哉