園長のことば

3学期が始まりました!

皆様もご存じのとおり元旦早々に能登半島周辺を震源とする地震が起きました。
お正月を実家で過ごされていた時だけに心が痛む思いで新年を迎えました。
保護者の皆様の中でもしかすると親戚や知人等の方がいらっしゃるのではないかということを思いますと何とも言えない気持ちになりますが、被害を受けられた皆様に心よりお見舞い申し上げます。

ある日のニュースを見ていた時、水の配給を受けるのに順番が回ってきて、ペットボトルにお水を入れてもらって受けとった時に、3歳位の女の子が係りの人に「ありがとう・・・」と挨拶をしているのを見て涙が出ました。
新年を迎えたとはいえ、地震や災害で死者や行方不明者のお話を聞くと複雑な思いでいっぱいですが、幼稚園の子どもたちは元気に登園し、いつもの園生活に入ることができることに感謝の気持ちを持ちながら3学期を迎えて過ごしていきたいと思っています。

年長さんは徐々にですが、あともう少しで小学校1年生になるという就学の喜びを持ちながら過ごしていくことでしょう。満3歳、年少、年中さんの子どもたちは年長さんと一緒に遊ぶ日が残り僅かとなりますが、一日一日を楽しく過ごせるように保育に励んでいきたいと思います。
今年もどうぞよろしくお願い申し上げます。

園長 千葉円哉