先日のクリスマスお祝い会では、お忙しい中朝早くから準備していただき、長時間のご観覧、本当にありがとうございました。子ども達は、11月からの約一か月、この日に向けて少しずつ練習を積み重ねてきました。運動会では、ひとりで走ることができず先生に手を引かれてゴールしていた年少さんも、ステージの上では自分の役を気に入り、満面の笑顔で堂々と演じる姿に成長を感じました。
また、元気いっぱいだった年中さんの劇「ブレーメンの音楽隊」。毎日、保育室から子ども達の元気な台詞や楽しそうな歌声が聞こえていました。いつも練習後は、「あぁ~、たのしかった!!」と満足そうにステージから降りて来たり、本番の直後にも「おわったけどまたやりたい。」と話す様子からも、子ども達が自ら意欲的に取り組んでいたことが伺えました。
そして、感動を与えてくれた年長さんの聖劇。41名の子ども達が、沢山の人たちに本当のクリスマスを伝えるため、そしてその姿を神様にプレゼントするためにひとりひとりが心を込めて演じました。また、友だちの良い所を認め助け合うこと、頑張る姿を応援することもこの劇の取り組みの中で目にすることができました。年長さんの聖劇に真剣な眼差しを向けていた年中、年少さんはこの姿に憧れ、今後繋いでくれることでしょう。
明日から、冬休みに入ります。休み中は、ご家庭でのクリスマスや年越し、お正月など日本の伝統文化や行事に触れ、また、寒さに負けず外へ出てたくさん遊び、北国ならではの冬の経験をさせてあげて下さい。
2学期も大変お世話になりありがとうございました。新しい年、またひとまわり大きくなった子ども達に会えることを楽しみにしています。どうぞ、良いお年をお迎えください。
園長 泉川 由利子